【テーマ株】国土強靱化関連銘柄の中でも割安銘柄を徹底分析

2020年以降、中期的なテーマとして考えていきたいもののひとつとして、国土強靭化関連銘柄があります。

そこで本日は、国土強靭化関連銘柄の中でも今後の伸びしろが期待できそうな割安銘柄を探してみたいと思います。

薬味多めで

自民党政権が続く限り、公共事業への予算配分は鉄板!?

国土強靭化とは?

工事車両

国土強靭化とは、安倍政権が推し進める中心政策の一つで、人々の命を守り暮らしと経済を支える為にハード·ソフト両面からインフラ機能を強化する政策となります。

2013年に成立した国土強靭化基本法を背景に、台風や地震などの大規模な自然災害などに備えるため、事前の防災対策や減災対策、復旧や復興に向けた迅速な動きが取れるような対策を計画的に推し進め、実施して、強くてしなやかな国づくりや地域づくりを進める取り組み​のことを指します。

近年増加する自然災害

災害で被災した家屋

2019年12月、政府が閣議決定した経済対策の柱のひとつに災害復旧や防災·減災の対策がありました。

2019年は台風15号、19号が甚大な被害を巻き起こしました。台風15号では千葉県を中心に大きな傷跡を残し、続く19号では長野の千曲川などが決壊。900人以上の市民が避難所生活を余儀なくされました。加えて、東日本大震災や熊地震など、近年の大災害が及ぼした被害からは未だ完全復旧したとは言い難い状況です。

近年では、毎年のように自然災害が発生し、非常に多くの被害を出しています。こうした中で、政府は国土強靱化対策に充てる公共事業予算を安定的、持続的に確保する為の方針を固持しており、今後も国土強靭化法案関連には多くの予算が注ぎ込まれると想定されています。

予算はあれど人手不足で消化しきれない?

区役所

とはいえ、地方自治体などでは自治体の職員不足、建設業者の担い手不足を原因に、配分された予算を消化しきれない事態に至っているケースも出始めてきています

2019年12月に報道されたNHKの取材によれば、「せっかく確保した公共事業の予算が年度内に使い切れない」という声が複数の県の担当者から聞かれたそうです。

平成29年度の国土交通省分の「一般公共事業費」(予算)は、7兆5256億3590万5053円。このうち実際に使われたのは(支出)、5兆5973億1345万737円でした。

残りの兆19283億2245万円は(中略)「翌年度繰越額」と「不用額」となっていました。その多くが地方への補助金・交付金です。

国の財政法上では、「予算」は、その年度内に使うことになっていて、翌年度までは「繰り越す」ことができます。翌年度に繰り越されたものが「翌年度繰越額」です。それでも使い切れなかったものなどは国庫に戻さなければならず、それは「不用額」として計上されます。

つまり、何らかの事情で、翌年度に繰り越されたり、期限内に使われなかったりしたというお金が約1兆9283億円余りにも上っているのです。

とは言え、少なくとも施工業者側としては、予算がついた案件はまだまだ存在しているという裏返しでもあります。

実際問題、災害対策とは別問題とはなりますが、高度経済成長期に建設された道路や橋、水道やガス管などの社会インフラの多くは建設から50年経過しています。その割合は、全国の道路や橋の25%、トンネルの20%に及びます。待ったなしで全面的に整備を推し進めていかなければならない問題です。

トンネルや橋などの崩落の危険性を考えれば早急なメンテナンスは必須となるため、国土強靭化への関心は様々な意味からも株式市場で重要なテーマとなることでしょう。

割安水準にある注目の国土強靭化関連銘柄

今回銘柄をスクリーニングするにあたって、以下の条件で銘柄をピックアップしてみました。

スクリーニングポイント
  • ミックス係数11.25ポイント以下
  • 配当利回り3%以上
  • 3期連続で売上高、利益共に安定
  • フリーキャッシュフローが3期連続でプラス

※2019年1月16日の終値ベースで計算しています。

世紀東急<1898>

チャート画像

チェック項目
  • ミックス係数:7.17
  • 配当利回り:4.36%
  • 過去3期の売上と利益:安定
  • 過去3期のフリーキャッシュフロー:3期連続プラス

東日本が地盤の東急系道路舗装大手。環境対応や景観など技術多彩で、財務体質の改善も進んでいます。

宇部興<4208>

チャート画像

チェック項目
  • ミックス係数:6.19
  • 配当利回り:3.84%
  • 過去3期の売上と利益:安定
  • 過去3期のフリーキャッシュフロー:3期連続プラス

ナイロン原料はでは世界大手の宇部興産。セメント、化学、医薬など事業も多角展開。

OSJBホールディングス<5912>

チャート画像

チェック項目
  • ミックス係数:4.9
  • 配当利回り:3.01%
  • 過去3期の売上と利益:安定
  • 過去3期のフリーキャッシュフロー:3期連続プラス

橋梁の総合建設企業です。傘下に日本橋梁とPC建設のオリエンタル白石を抱え、ケーソン(防波堤などの水中構造物として使用されるコンクリート製品)でシェア7割を誇ります。

駒井ハルテク<5915>

チャート画像

チェック項目
  • ミックス係数:2.71
  • 配当利回り:3.68%
  • 過去3期の売上と利益:安定
  • 過去3期のフリーキャッシュフロー:3期連続プラス

鉄骨·橋梁の大手で、超高層建築などにも実績があります。風力発電にも参入している企業となります。

国土強靭化関連銘柄のまとめ

4銘柄ご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

国土強靭化は安倍政権にとって重要な位置付けの政策と言えます。「国策に売りなし」ではありませんが、じっくりと銘柄を分析した上で、恩恵を受けそうな銘柄を選別していきたいところです。

薬味多めで

個人的に気になるのは、駒井ハルテク<5915>です(^^



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