双日を徹底分析

高配当な事でも非常に人気が高い商社株。

5大商社といえば、

5大商社
  • 三菱商事< 8058>
  • 三井物産< 8031>
  • 住友商事< 8053>
  • 伊藤忠商事< 8001>
  • 丸紅< 8002>

が有名です。

各社それぞれに得意分野を持つ総合商社ですが、個人投資家に投資のハードルが低い総合商社の1社として双日<2768>があります。

双日<2768>は、配当も高く、最低購入単元単価が低い事で個人投資家にも人気の銘柄​です。

本日は、その双日<2768>を分析していきたいと思います。

薬味多めで

双日<2768>は資金があまりない個人投資家でも、複数単元持てますしね♪

双日<2768>の基本情報

双日のホームページ画像

まずは、双日<2768>の基本情報を整理していきましょう。

双日<2768>の会社情報とチャート

※2019年1月7日調べ

項目 内容
会社名 双日
証券コード 2768
業種分類 卸売業
WEBサイト https://www.sojitz.com/jp/
本社住所 〒100-8691 東京都千代田区内幸町2-1-1
設立年月日 2003年4月1日
上場年月日 2003年4月1日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 藤本昌義
従業員数(単独) 2,495人
従業員数(連結) 19,230人

チャート画像

双日<2768>が展開する事業

双日の事業セグメント

双日<2768>が展開する事業は、大きく分けて9つのセグメントに分類されます。

事業部名 内容
自動車本部 自動車需要が見込まれるASEAN、ロシアなどで完成車輸出・現地組立販売、自動車卸売といった中核ビジネスを展開しています。
航空産業·交通プロジェクト本部 民間航空機・防衛関連の代理店やリース、パーツアウト、ビジネスジェットなどの航空事業のほか、空港運営や鉄道などの交通インフラ事業を展開中です。
機械·医療インフラ本部 産業機械やベアリングの取り扱いに加え、PPP(官民連携事業)型病院運営事業の拡大と周辺に広がるヘルスケア・ビジネスの創出などを展開中です。
エネルギー·社会インフラ本部 LNG調達から受入基地・ガス火力発電までの一貫事業を中心とするガス・LNGバリューチェーンの構築及び太陽光・風力発電を主体とした再生可能エネルギー事業を手掛けている事業部です。
金属·資源本部 石炭・鉄鉱石・ベースメタル・レアメタルなどの金属資源や鉄鋼分野において、上流権益投資及びトレーディング事業を行っています。
化学本部 メタノールを中心とする液体ケミカルや、合成樹脂などの石油化学製品、工業塩・レアアースといった無機化学・鉱産系商品のトレーディング・事業投資を展開中です。
食料·アグリビジネス本部 アグリビジネス事業、飼料事業、水産事業、食料事業(原料・食品)などを推進しています。
リテール·生活産業本部 食品流通事業、商業施設運営事業、ブランド事業、消費財流通事業、繊維事業、林産資源事業など多種多様なビジネスを展開中です。

双日の事業セグメント別利益

※2019年3月期決算資料より

2019年3月期のセグメント別当期純利益では、圧倒的に金属·資源本部の貢献が大きいことが伺えます。ついで大きいのは化学本部ですね。

双日<2768>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
チェック 内容
主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること。
業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること。
株主還元スタイルを取っていること。

双日<2768>は、この3つに合致しています。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2017年3月期 1,555,349,000,000 円 51,618,000,000 円 57,955,000,000 円 40,760,000,000 円
2018年3月期 181,645,900,000 円 59,838,000,000 円 80,343,000,000 円 56,842,000,000 円
2019年3月期 1,856,190,000,000 円 69,999,000,000 円 94,882,000,000 円 70,419,000,000 円
2020年9月期 893,832,000,000 円 - - -

売上高は緩やかな右肩上がりを形成、純利益に関しては大きく利益率が伸びてきている状態です。。

自己資本とROE

自己資本 407,073,000,000 円
自己資本比率 26.3%
ROE 9.32%%

※2019年3月期の数値で計算しています。

自己資本比率は低いですね。ROEの目安は10%以上と言われていますので、こちらも若干不安が残る点です。

ただ、ここ3期のROEは、3.16%→6.19%→9.32%と上昇傾向にあるのは非常に良い傾向ではないでしょうか?

PERとPBR、ミックス係数

PER 6.16倍
PBR 0.74倍
ミックス係数 4.56

※2020年1月7日終値段階の数値で計算しています。

バリュー株投資家のベンジャミン・グレアムは、ミックス係数が22.5倍以下の銘柄を割安と判断していたので、双日<2768>は4.56と非常に割安な銘柄だと判断できます。

薬味多めで

双日<2768>は、現時点でかなり割安で高配当な銘柄だと言えますね!

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2017年3月期 857,000,000 円 -32,179,000,000 円 -31,322,000,000 円
2018年3月期 98,812,000,000 円 -86,407,000,000 円 12,405,000,000 円
2019年3月期 96,476,000,000 円 -42,200,000,000 円 54,276,000,000 円

営業キャッシュフローはプラスを続けていますので本業は順調と判断できます。

また、フリーキャッシュフローも4期前はマイナスでしたが、前期、前々期とプラスになってきていますので、経営状態は良好と判断みて良いかと思います。

実質利回り配当と優待

※2020年1月7日終値段階の数値で計算しています。

2019年3月期の配当は17円。2020年3月期の配当も17円と予想されていますので、配当利回りは4.79%

双日<2768>の場合は、株主優待制度は用意していないので省略します。

双日<2768>は買いか?売りか?様子見か?

ここまで双日<2768>の分析を行ってきましたが、個人的に買いの銘柄だと考えています。

双日<2768>を「買い」と判断する理由
  • 基本の3チェック項目:3つとも○
  • 売上高、各利益共:○(緩やかな右肩上がり
  • 自己資本比率:X
  • ROE:△
  • ミックス係数:○
  • 営業キャッシュフロー:○
  • フリーキャッシュフロー:○
  • 実質利回り:○

ただし、注意したいのは、資源関連の売上が非常に高いという点です。

石炭・鉄鉱石・ベースメタル・レアメタルなどの金属資源や鉄鋼分野を主とする金属·資源本部が純利益の半分以上を稼いでいます​(2019年3月期)。

この分野は景気に左右される分野だけに、今後他の事業分野を拡大していく事が望まれますね。

薬味多めで

現時点での株価ですと利回りも非常に高いので、長期目的で複数単元を持つのも非常に妙味があると思います。



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