ソースがかかったお好み焼き

いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。

本日はブルドックソース<2804>を長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

ブルドックソースは「とんかつソース派」です!

ブルドックソース<2804>の基本情報

ブルドックソースのホームページ

まずは、ブルドックソース<2804>の基本情報を整理していきましょう。

ブルドックソース<2804>の会社情報とチャート

※2019年1月25日調べ

サイト
項目 内容
会社名 ブルドックソース
証券コード 2804
業種分類 食料品
WEB https://www.bulldog.co.jp/
本社住所 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町11-5
設立年月日 1926年9月21日
上場年月日 1963年5月9日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 石垣幸俊
従業員数(単独) 224人
従業員数(連結) 303人

チャート画像

ブルドックソース<2804>が展開する事業

ブルドックソースの商品

ブルドックソース<2804>の事業セグメントは、大きく分けて2つあります。

一般家庭用商品セグメント

看板商品のブルドックソースやたこ焼きソース、お好み焼きソースなどを始め、ドレッシングやパスタソースなどの商品郡を抱えます。

業務用セグメント

一般消費者向けの商品だけではなく、大容量の業務用ソースや粉性のソースなど、業務用商品も取り扱っています。

足元の、2020年3月期第2四半期の販売実績ベースで考えると、売上比率は、おおよそ家庭用商品 = 業務用商品 = 77% : 23%程度の比率でしょうか。

ブルドックソース<2804>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
  • ○:主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること
  • △:業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること
  • ○:株主還元スタイルを取っていること。

ブルドックソース<2804>の事業領域は、売上高自体は景気に大きく左右されるような状況にはありません。リーマンショック後の2008年3月期、2009年3月期に関しては当期利益は大きくマイナスになったものの、売上高は然程変わらなかった経緯があります。

この際の純利益のマイナスも、スティール·パートナーズによるブルドックソース<2804>の買収をめぐる訴訟関連費用と、買収防衛策の一環のスティール側への支払いによるものが原因です。

調味料という日常生活に必要な製品を主力としている事業ドメインを持つからこその、ディフェンシブ銘柄としての特徴​が出ている現象だと思います。

ブルドックソース<2804>の株主還元策を調べると、なんと今期は配当性向82.4%という非常に高い水準となっています。

こうした事から、ブルドックソース<2804>は、1番と3番は○、2番に関しては極端な売上増と利益増が見込めるとは断定できないため△としました。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年3月期 16,455 813 1,089 662
2016年3月期 16,666 781 1,101 728
2017年3月期 16,760 958 1,199 808
2018年3月期 16,791 724 1,254 883
2019年3月期 17,010 430 1,020 773

単位:百万円

こうしてみると、売上高は非常に安定していますね。確認できる2007年3月期から16,000後半(百万円)で安定的に推移しています。

ブルドックソースの売上推移

1月24日発表の第3Qの決算発表では、対会社予想進捗率の93.3%という実績でした。

自己資本とROE

自己資本 17,010
自己資本比率 76.9%
ROE 3.84%

単位:百万円

※2019年3月期の実績

自己資本率は76.9%と非常に高い状態です。

しかしながら、ROEに関しては3%台と満足できる数字ではありませんね。

PERとPBR、ミックス係数

PER(会社予想) 26.59倍
PBR(実績) 0.74倍
ミックス係数 19.67

※2020年1月27日終値段階の数値で計算しています。

ブルドックソース<2804>のミックス係数は、19.67と基準値の11.25と比較すると割高な水準となっています。

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年3月 1,225 -483 742
2016年3月 920 -617 303
2017年3月 1,246 -542 704
2018年3月 626 -1,966 -1,340
2019年3月 1,430 -105 3,594

単位:百万円

過去5年間のフリーキャッシュフローをみてみると、毎年フリーキャッシュフローの着実にプラスを維持していますね。

前期に投資キャッシュフローの額が大きくなったのは、減価償却費の増大と有形固定資産の売却が発生したのが影響しています。

実質利回り配当とEPS、株主優待

配当とEPSの経過を見てみましょう。

事業年度 株主配当 EPS
2015年3月 17.50円 49.4円
2016年3月 17.50円 54.3円
2017年3月 17.50円 60.3円
2018年3月 17.50円 65.8円
2019年3月 17.50円 57.6円

2019年3月期の配当は17.50円となっており、今期はなんと35円と2倍水準の配当を予想しています。現時点での配当利回りは3.10%となっています。

ブルドックソース<2804>は、100株以上で1,000円相当の自社製品の株主優待制度を用意しております。

株主優待特典
100株以上 800株以上
1,000円相当の自社製品 3,000円相当の自社製品
ポイント
毎年3月31日の最終の株主名簿に記録された単元株主が対象。

配当金と合わせると、実質利回りは3.98%​。

ブルドックソース<2804>は買いか?売りか?様子見か?

ここまでブルドックソース<2804>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。

ブルドックソース<2804>の「様子見」と判断する理由
  • 基本の3チェック項目
    ○:主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること
    △:業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること
    ○:株主還元スタイルを取っていること。
  • 売上高、各利益共:○
  • 自己資本比率:○
  • ROE:☓
  • ミックス係数:△
  • 営業キャッシュフロー:○
  • フリーキャッシュフロー:○
  • 実質利回り:○

ブルドックソース<2804>の今後を考えていく際に一番のネックポイントは、配当性向の高さです。今期の配当性向は、82.4%という非常に高い水準。時期以降も継続的に35円の配当を継続していくとしていますが、いささか不安が残ります。仮に減配となった場合には増配を発表する前の水準である1,000円前後まで株価が戻る可能性があります。

ブルドックソースの配当性向

PER自体も26.59倍と買われ過ぎている感があるので、今は焦らずに下がって来るところまで待つのが最良かなと感じます。

ブルドックソース<2804>のチャート(週足)を見ると、2012年の9月の底値と2018年12月の底値を結んだラインが下値支持線、2015年4月の高値と2018年1月の高値を結んだラインが上値抵抗線を形成しています。仮に配当の変化などがない場合にも循環で下値支持線付近まで下落してくる可能性もあるため、この水準での反発を確認してからの買い出動でも十分に間に合う気がします。

ブルドックソースの週足

お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。

薬味多めで

イカリソースもブルドックソースの子会社なんですね!



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