とんこつラーメン

いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。

本日は、ワイエスフード<3358>が長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

ワイエスフードは、九州を地盤にラーメン店をチェーン展開する企業です。

ワイエスフード<3358>の基本情報

ワイエスフードの提供するラーメン

まずは、ワイエスフード<3358>の基本情報を整理していきましょう。

ワイエスフード<3358>の会社情報とチャート

※2019年2月18日調べ

項目 内容
会社名 ワイエスフード
証券コード 3358
業種分類 小売業
WEB http://ys-food.jp/
本社住所 〒822-1402 福岡県田川郡香春町大字鏡山字金山552-8
設立年月日 1994年5月12日
上場年月日 2005年2月9日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 緒方正憲
従業員数(単独) 80人
従業員数(連結) -人

チャート画像

ワイエスフード<3358>が展開する事業

ワイエスフードの展開店舗

ワイエスフード<3358>のグループ企業の事業セグメントは、4つの事業セグメントに分けられます。

外食事業セグメント

「筑豊ラーメン山小屋」や「筑豊ラーメンばさらか」、「一康流ラーメン」などを直営·FC展開しています。また海外展開も行っており、イギリス、中国、タイ、マレーシア、ラオスなどに出店しています。店舗数は、157店舗(直営店4店舗、FC店104店舗、海外47店舗、その他2店舗となります(2020年3月期第3四半期決算報告書より)。

不動産賃貸事業

自社が所有する店舗用地などを活用した賃貸事業を行っています。

外販事業

ラーメンなどの製品をインターネット通販サイトでの小売、一般小売店向けの卸し業を営んでいます。

その他

飲食店用の厨房設備の販売をFC店向けに行っています。

ワイエスフード<3358>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
  • 株主還元スタイルを取っていること:☓

ワイエスフード<3358>は、ラーメン店を国内·海外にチェーン展開しています。日本食の花形となりつつあるラーメンは、国内でも海外でも非常に人気の外食産業として認知されています。

総務省統計局「経済センサス-活動調査(平成28年度)」によると、国内のラーメン店舗数は18,041店。市場規模は6,000億と非常に大きな規模にまで拡大しています。

※参考:焼肉店の市場規模は8,600億円、寿司は1兆1,982億円、ハンバーガーは5,000億となります。

ワイエスフード<3358>の株主還元策を調べたところ、2018年3月期より無配となっています。

こうした事から、ワイエスフード<3358>は、1番~2番までを○、3番を☓としました。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年3月期 1,901 21 12 -33
2016年3月期 1,806 -2 -35 -7
2017年3月期 1,793 -37 -43 -105
2018年3月期 1,713 -103 -190 -263
2019年3月期 1,601 -71 -144 -76

単位:百万円

2008年3月期に4,454(百万円)あった売上高はその後右肩下がりに下降して、前期では1,601(百万円)と約10年で約64%減となっています。それに伴い利益も減少し、営業利益は直近4期が赤字となっています。

ワイエスフードの売上高推移

自己資本とROE

自己資本 1,494
自己資本比率 44.1%
ROE -4.90%

単位:百万円

※2019年3月期の実績

自己資本率は44.1%と、一般的には合格水準です。

しかしながら、直近4期赤字ということもあり、ROEは-4.90%と稼げていない状況がはっきりと現れています。

PERとPBR、ミックス係数

PER(会社予想) 139.78倍
PBR(実績) 0.67倍
ミックス係数 93.65

※2020年2月18日終値段階の数値で計算しています。

ワイエスフード<3358>のミックス係数は93.65。基準値の11.25と比較すると非常に割高な水準​となっています。

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年3月 77 -244 -167
2016年3月 111 -5 106
2017年6月 31 -106 -137
2018年6月 -5 -131 -136
2019年6月 -53 115 62

単位:百万円

直近3期は営業キャッシュフローが赤字へと転落しています。これは一言で言ってしまえば、何をするにでも借入金に頼らざるを得ない状況​になっているとも言い換えられます。前期はフリーキャッシュフローこそプラスに転換していますが、これは有形固定資産の売却による収入があったためです。

実質利回り配当とEPS、株主優待

配当とEPSの経過を見てみましょう。

事業年度 株主配当 EPS
2015年3月 5.0円 -円
2016年3月 5.0円 -円
2017年3月 5.0円 -円
2018年3月 0円 -円
2019年3月 0円 -円

現時点での予想配当利回りは無配の為0%となっています。

ワイエスフード<3358>は株主優待制度を用意していませんので省略します。

ワイエスフード<3358>は買いか?売りか?様子見か?

ここまでワイエスフード<3358>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。

ワイエスフード<3358>の「様子見」と判断する理由
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
  • 株主還元スタイルを取っていること:☓
  • 売上高、各利益共:☓
  • 自己資本比率:○
  • ROE:☓
  • ミックス係数:☓
  • 営業キャッシュフロー:☓
  • フリーキャッシュフロー:☓
  • 実質利回り:☓

ワイエスフード<3358>が手掛けるラーメンという業態は市場規模も大きく、一般客に支持されれば非常に夢のある業態だと言えます。しかしながら、個人店の参入も多く競争率は非常に高いと言えます。

加えて、ラーメンの原価率は平均して30%~35%。同業他社の前期売上高利益率を見てみると、

  • ハイデイ日高<7611>:11.3%
  • 幸楽苑<7554>:3.96%
  • 丸千代山岡家<3399>:3.17%
  • ハチバン<9950>:3.44%
  • ギフト<9279>:11.11%
  • 力の源ホールディングス<3561>:3.48%

と、バラツキはありますが外食産業という特性上、20%を超えるような高い利益率を望むのは難しいのが現状です。

ワイエスフードの月足チャート

お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。

薬味多めで

筑豊ラーメン、美味しそうなので一度食べてみたいですね!



参加中のランキングサイト

にほんブログ村 株ブログへ

大変励みになります。本日も応援のクリックお願い致します。

投資家おすすめの1冊

資本論 ─まんがで読破─
イースト・プレス (2013-06-28)
売り上げランキング: 10,989
株で富を築くバフェットの法則[最新版]
ダイヤモンド社 (2014-05-05)
売り上げランキング: 14,534
いま君に伝えたいお金の話 (幻冬舎単行本)
幻冬舎 (2018-09-05)
売り上げランキング: 11,571
おすすめの記事