日本空調サービス

いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。

本日は日本空調サービス<4658>を長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

日本空調サービスは名古屋発の会社なんですね!

日本空調サービス<4658>の基本情報

日本空調サービスのWEBサイト

まずは、日本空調サービス<4658>の基本情報を整理していきましょう。

日本空調サービス<4658>の会社情報とチャート

※2019年1月24日調べ

サイト
項目 内容
会社名 日本空調サービス
証券コード 4658
業種分類 サービス業
WEB https://www.nikku.co.jp/
本社住所 〒465-0042 名古屋市名東区照が丘239-2
設立年月日 1964年4月28日
上場年月日 1996年11月27日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 寺田光宏
従業員数(単独) 1,323人
従業員数(連結) 1,969人

チャート画像

日本空調サービス<4658>が展開する事業

日本空調サービスの事業内容

日本空調サービス<4658>が展開するサービスは、大きく分けて2つあります。

メンテナンスサービス事業

空調を中心とした建物の設備システム全般に対する点検や整備、修理や交換などを中心に、年間契約に基づいた保守メンテナンス業務と個別契約によるスポットメンテナンス業務に別れます。

リニューアル工事事業

メンテナンスサービスで培ったノウハウを元に、顧客が望む条件にあった既設設備のリニューアル工事業務を行っています。

日本空調サービス<4658>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
  • ○:主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること
  • △:業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること
  • ○:株主還元スタイルを取っていること。

公益法人ビルメンテナンス協会がリリースしている、ビルメンテナンス情報名鑑2019によると、平成28年度のビルメンテナンス業務の売上平均は12億7,000万円、平成29年度のビルメンテナンス業務の売上平均は12億9,700万円と成長率は2.1%増となっているようです。協会がビルメンテナンス協会会員に対するアンケートでは、売上高の合計額が平成28年度は約1兆1,490億円、平成29年度は約1兆1,740億円となっており、年間売上は微増傾向にあるようです。

オフィス空室率も低水準で推移していることに加え、オフィス賃料も上昇を続けていることが事業環境に好影響​を及ぼしていそうです。こうしたことからも実需はしっかりと存在しますし、今後も売上高の伸びは十分に期待できるかと考えています。

しかしながら、ビルメンテナンス産業は労働集約型産業となっており、賃金の上昇圧力と人手不足の問題はこの業界にも不安要素を残している事は否めません。

日本空調サービス<4658>の株主還元策を調べると、自社ホームページにて配当性向50%を維持し株主に対して還元していくことを明確にうたっている点は好感が持てますね。

こうした事から、日本空調サービス<4658>は、1番と3番に○、2番は△としました。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年3月期 41,275 2,144 2,215 1,187
2016年3月期 42,579 2,323 2,378 918
2017年3月期 43,143 2,394 2,482 1,497
2018年3月期 45,467 2,481 2,579 1,561
2019年3月期 46,389 2,600 2,725 1,792

単位:百万円

2011年を底に、売上高、利益共に順調に上昇を続けてきています。

日本空調サービスの業績推移

10月31日に発表があった中間決算発表は、対会社予想進捗率の62.0%という実績でした。第3Q決算は1月31日に発表を予定しています。

自己資本とROE

自己資本 42,889
自己資本比率 42.0%
ROE 7.22%

単位:百万円

※2019年3月期の実績

自己資本率は高い水準となっており、業種的にもトップ10に入る水準です。

ROEに関しては足元では7%台と若干物足りない水準ですね。2019年3月期をスタートとする中期経営計画では、ROEを10%維持していく方針で事業を展開していくことからも、今後に期待を寄せたいところです。

PERとPBR、ミックス係数

PER(会社予想) 15.86倍
PBR(実績) 1.57倍
ミックス係数 24,9

※2020年1月24日終値段階の数値で計算しています。

日本空調サービス<4658>のミックス係数は、24.9と、基準値の11.25と比較すると若干割高な水準となっています。

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年3月 1,852 -121 1,731
2016年3月 1,758 -1,830 -72
2017年3月 1,154 -303 851
2018年3月 2,898 -715 2,183
2019年3月 2,655 -127 2,528

単位:百万円

過去5年間のフリーキャッシュフローをみてみると、フリーキャッシュフローの状態は優良ですね。

実質利回り配当とEPS、株主優待

配当とEPSの経過を見てみましょう。

事業年度 株主配当 EPS
2015年3月 12.50円 362.5円
2016年3月 15.00円 386.4円
2017年3月 22.00円 428.7円
2018年3月 23.00円 458.2円
2019年3月 26.00円 486.8円

2019年3月期の配当は26円となっており、今期は25円を予想しています。現時点での配当利回りは3.16%となっています。

日本空調サービス<4658>は、株主優待制度が無いため省略します。

日本空調サービス<4658>は買いか?売りか?様子見か?

ここまで日本空調サービス<4658>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。

日本空調サービス<4658>の「様子見」と判断する理由
  • 基本の3チェック項目
    ○:主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること
    △:業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること
    ○:株主還元スタイルを取っていること。
  • 売上高、各利益共:○
  • 自己資本比率:○
  • ROE:○
  • ミックス係数:△
  • 営業キャッシュフロー:○
  • フリーキャッシュフロー:○
  • 実質利回り:○

事業環境に関しては、賃金の上昇の吸収と労働力の確保がうまくいくかどうかで今後の成長力が変わってくると思います。ビルメンテナンス分野においては、特定技能外国人労働者の受け入れが可能となっており、今後、こうした新たな労働力を積極的に取り入れていけるかどうかがポイントになってきそうです。

また、現在のミックス係数が24.9と基準値よりも高まっていることからも、欲を言えば10ポイント台に下がったところを買いたいという気持ちが強いため、今回は様子見としています。

日本空調サービス<4658>のチャート(月足)を見ると、2013年の株価水準から約4倍を達成しているのがわかります。2013年9月、2013年11月2019年5月の底値を結んだトレンドライン付近で拾うことも考えておきたいと思います。

日本空調サービスの月足チャート

お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。

薬味多めで

日本ビルメンテナンス協会って、やっぱり天下りの利権団体なんですかね?それはどこの業界でも一緒か(´・ω・`)



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