東京個別指導学院

おはようございます。薬味多めで(@yakumioomede)です。

ベネッセホールディングス<9783>の子会社で、学習塾を展開する東京個別指導学院<4745>

長期的に保有できる銘柄なのか、本日は徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

東京個別指導学院と関西個別指導学院を展開中です(^^)
更新情報
2020年1月23日に公開した記事ですが、2020年2月期の決算発表の情報などを加味して、必要な情報等を追記して2020年5月11日に再度公開しました。

東京個別指導学院<4745>の基本情報

東京個別指導学院のホームページ画像

まずは、東京個別指導学院<4745>の基本情報を整理していきましょう。

東京個別指導学院<4745>の会社情報とチャート

※下記のデータは、全て2020年5月11日の終値で調査·分析したデータとなります。

項目 内容
会社名 東京個別指導学院
証券コード 4745
業種分類 サービス業
市場 東証1部
時価総額 31,815百万円
分類 小型株(時価総額1,000億円未満)
WEB https://www.kobetsu.co.jp/
本社住所 〒163-0525 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル
設立年月日 1994年5月17日
上場年月日 2000年3月7日
決算 2月末日
単元 100株
代表者名 齋藤勝己
従業員数(単独) 520人
従業員数(連結) -

チャート画像

東京個別指導学院<4745>が展開する事業

参考書

東京個別指導学院<4745>が展開するサービスは、は、大きく分けて2つあります。

学習塾セグメント

東京個別指導学院、関西個別指導学院と2つの名称で学習塾を展開しています。ドミナント出店を継続しており、近年は着実に運営教室数を拡大​しています。

2018年2月期実績 2019年2月期実績 2020年2月期実績
期首教室数 230 240 248
新規開校数 10 8 8
期末教室数 240 248 256

既存の教室の増席や増床(移転含む)も積極的に行っています。

その他のセグメント

サイエンス教室やオンライン英会話、プログラミング講座や小学校におけるプログラミング授業の受託などを行っています。

また、2021年2月期より社会人向け教育事業への参入を本格化。子会社化したHRBC(株)が持つ企業向け研修の経験·ノウハウと、これまで培ってきた大学生講師育成のメソッドとを掛け合わせることで新たな人財育成ビジネスの開発を検討していくとのことです。

東京個別指導学院<4745>の分析

東京個別指導学院<4745>の事業環境に関して

主力の学習塾は、少子化による対象人口の減少が続く中にあっても、生徒数は年々着実に増加しています。

東京個別指導学院の生徒数推移

少子化の影響により業界自体は対象生徒の縮小傾向にありますが、子供の教育費に関しては上昇傾向にあることに加えて、消滅することは無いと考えて良いセクターです。

子供一人あたりの教育費推移

今後は、新教育制度改革への対応やITを活用した新しい指導方法等を積極的に取り入れ、質の高い教育サービスを展開していく計画を持っているようです。

東京個別指導学院<4745>の会社の強み、武器

東京個別指導学院<4745>の強みをひとつ挙げるとすれば、30年以上個別指導というスタイルで学習塾を経営しており、多数のノウハウを蓄積している点です。

加えて、全教室が直営運営で計画通り全国に教室を拡大していっているのは上記でもピックアップしました。それにあわせ、講師の増員も順調に進んでいます。

東京個別指導学院の講師数推移

売上高と各利益

事業年度 売上高 前期比 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年2月期 15,717 9.7% 1,724 1,729 1,075
2016年2月期 17,094 8.8% 2,217 2,223 1,383
2017年2月期 17,909 4.8% 2,305 2,308 1,438
2018年2月期 19,175 7.1% 2,634 2,636 1,744
2019年2月期 20,397 6.4% 2,790 2,793 1,932
2020年2月期 21,261 4.2% 2,889 2,892 1,897

単位:百万円

東京個別指導学院<4745>の過去の売上高を見ていくと、上場以降も売上高、利益率共には右肩上がりで成長してきています。

直近3期の売上高営業利益率を見てみると、

直近3期分の売上高営業利益率
  • 18年2月期:13.7%
  • 19年2月期:13.7%
  • 20年2月期:13.6%

と、3期連続で10%を超えています。

EPS(1株利益)は、

EPS(1株利益)
  • 18年2月期:32.1円
  • 19年2月期:35.6円
  • 20年2月期:34.9円

と、こちらも安定して一株利益を生み出していることが分かります。

東京個別指導学院の売上推移

東京個別指導学院<4745>のキャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年2月 1,509 -4,483 -2,974
2016年2月 1,644 -513 1,131
2017年2月 1,490 3,675 5,165
2018年2月 2,366 -388 1,978
2019年2月 2,438 -379 2,059
2020年2月 2,707 -963 1,744

単位:百万円

2017年2月期こそ前年割れとなっていますが、基本的に営業キャッシュフローは堅実に伸ばしてきています。

本業の日々の営業活動の中でしっかりと儲かっていることが分かりますね。

投資キャッシュフローも極端に大きく増やしていませんので、フリーキャッシュフローも安定しています。

東京個別指導学院<4745>自己資本とROE

自己資本 9,630
自己資本比率 73.0%
ROE 20.67%

単位:百万円

※2020年2月期の実績

自己資本比率は盤石の数字、ROEも20%を超える水準となっており、資本効率の良い経営をしていると判断できます。

直近3期分のROE
  • 2018年2月期:20.72%
  • 2019年2月期:21.84%
  • 2020年2月期:20.67%

ROEを見ても、過去3期すべて20%超えと非常に効率的な経営状態となっています。

東京個別指導学院<4745>のPERとPBR、ミックス係数、ネッチキャッシュ倍率

PER(会社予想) -倍
PBR(実績) 3.32倍
ミックス係数 ※PER×PBR -
ネットキャッシュ倍率 3.43倍(2020年2月末のデータで算出)

東京個別指導学院<4745>のミックス係数は、2021年2月期の業績予想を公表していないため、PERが不明となっています。その為、ミックス係数の算出が不可能となっています。

東京個別指導学院<4745>の実質配当利回り

東京個別指導学院<4745>の配当を見てみましょう。

事業年度 株主配当
2018年2月 26円
2019年2月 26円
2020年2月 26円(※予定)

20年2期までの3期は26円の年間配当を出していました(2020年2月期は予定)。今期は、業績の見通しと共に配当政策も未定としていますので、予想配当利回りも算出できない状況となります。

注意したいのは、2019年2月期の配当性向は70.3%、2020年2月期の配当性向は74.4%(※予定通りの配当となった場合)と、非常に高い割合を株主へと還元しています。

この高い配当性向には、今後注意が必要かもしれません。

東京個別指導学院の株主還元策

東京個別指導学院<4745>の株主優待制度は、カタログギフト。クオカードですと1,500円分貰えます。

東京個別指導学院の株主優待制度

株主配当と合わせると、4,100円(配当の2,600円 + 優待の1,500円)。実質配当利回りは、7%と非常に高パフォーマンスとなっています​(※2020年5月11日終値で算出)。

東京個別指導学院<4745>は買いか?売りか?様子見か?

ここまで東京個別指導学院<4745>の分析を行ってきましたが、個人的には現時点で買いたい銘柄だと考えています。

東京個別指導学院<4745>の「買い」と判断する理由
  • 業界の事業環境:○
  • 会社の強み、武器がある:○
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
  • 売上と利益率:○
  • キャッシュフロー:○
  • 自己資本比率:○
  • ROE:○
  • ミックス係数:-
  • 株主還元スタイルを取っていること:○

懸念したいのが高すぎる配当性向。配当性向が高いので今後、収益の絶対額が伸びていかなければ配当利回りが高まる可能性は低いと考えることが出来ます。

足元の株価は、コロナショックで大きく下落しましたがその後はよく持ち直してきていると思います。コロナの影響により今後どのような営業環境となってしまうかは予断を許さない状態ですがですが、学習塾のニーズ自体がなくなるわけではありません。

時間はかかるとは思いますが、実際の業績に合わせてゆっくりと株価の水準は切り上がっていくものと考えております。

東京個別指導学院の月足

薬味多めで

東京個別指導学院<4745>、当初この記事を書いた時よりもコロナショックで大きく下がってきていました。今は、3単元保有中です(^^)

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