配達員がバーコードを読み取っている写真

いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。

本日は、サトーホールディングス<6287>が長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

サトーホールディングスは、グループ経営戦略の策定や経営管理を行う純粋持株会社です。

サトーホールディングス<6287>の基本情報

サトーホールディングスのホームページ

まずは、サトーホールディングス<6287>の基本情報を整理していきましょう。

サトーホールディングス<6287>の会社情報とチャート

※2019年2月16日調べ

項目 内容
会社名 サトーホールディングス
証券コード 6287
業種分類 機械
WEB http://www.sato.co.jp/
本社住所 〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-7-1
設立年月日 1951年5月16日
上場年月日 1990年10月31日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 小瀧龍太郎
従業員数(単独) 187人
従業員数(連結) 5,421人

チャート画像

サトーホールディングス<6287>が展開する事業

サトーホールディングスのグループ企業郡

サトーホールディングス<6287>のグループ企業の事業セグメントは、3つの事業セグメントに分けられます。

自動認識ソリューション事業(国内)

自社のプリンターやサプライ製品と提案力を武器に、顧客の課題解決を目標に安定した成長を遂げています。

自動認識ソリューション事業(海外)

アジア·オセアニア、欧州などでも事業を展開しています。

IDP事業(海外)

2017年に完全子会社化したDataLase社のデジタル·インライン·プリンティング技術を軸にした事業を展開しています。

サトーホールディングス<6287>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
  • 株主還元スタイルを取っていること:○

サトーホールディングス<6287>は、バーコードを軸とした自動認識システム関連をワンストップで手掛ける会社となります。正確な物流を支える企業としての評価は高く、食品や製造分野でのトレーサビリティー分野や、ドローン組み合わせた在庫管理·自動棚卸しなどの新しいサービスも生み出しています。

サトーホールディングス<6287>の株主還元策を調べたところ、決算説明会資料では「1株あたりの企業価値を向上させ、安定配当を継続する」との記載があります9年連続増配をしていますし、2007年から2009年までの配当据置期間を省いて考えると、連続非減配年数は26年となります。

こうした事から、サトーホールディングス<6287>は、1番~3番までを○としました。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年3月期 99,831 7,444 7,484 3,763
2016年3月期 105,504 6,457 6,121 3,689
2017年3月期 106,302 6,104 5,426 3,221
2018年3月期 113,383 6,249 5,888 4,074
2019年3月期 116,179 7,679 7,618 3,773

単位:百万円

2010年3月期から売上高の拡大が続いています。それに伴い、利益もしゅかりと伸ばしてきているのがわかりますね。

サトーホールディングスの売上高推移

自己資本とROE

自己資本 55,376
自己資本比率 51.5%
ROE 6.85%

単位:百万円

※2019年3月期の実績

自己資本率は51.5%と、高い水準。

ROEは6.85%と、もう少し頑張って欲しいかなとい水準です。

PERとPBR、ミックス係数

PER(会社予想) 19.62倍
PBR(実績) 1.74倍
ミックス係数 34.14

※2020年2月14日終値段階の数値で計算しています。

サトーホールディングス<6287>のミックス係数は34.14。基準値の11.25と比較すると割高な水準​となっています。

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年3月 9,205 -6,221 2,984
2016年3月 6,091 -9,596 -3,505
2017年6月 10,769 -8,716 2,053
2018年6月 6,184 -3,504 2,680
2019年6月 9,365 -5,212 4,153

単位:百万円

過去5期分のフリーキャッシュフローを確認してみると、マイナスに陥ったのは1期のみ。。そのマイナスとなった2016年3月期は、円安による海外調達コストの増加と、新基幹システム導入による償却費用の増加、のれん償却費用などの形状に伴う結果となります。

実質利回り配当とEPS、株主優待

配当とEPSの経過を見てみましょう。

事業年度 株主配当 EPS
2015年3月 45.00円 112.1円
2016年3月 55.00円 109.9円
2017年3月 60.00円 96.0円
2018年3月 65.00円 121.4円
2019年3月 70.00円 112.4円

現時点での予想配当利回りは2.50%となっています。

サトーホールディングス<6287>は株主優待制度を用意していませんので、省略します。

※2020年2月14日終値段階の数値で計算しています。

サトーホールディングス<6287>は買いか?売りか?様子見か?

ここまでサトーホールディングス<6287>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。

サトーホールディングス<6287>の「様子見」と判断する理由
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
  • 株主還元スタイルを取っていること:○
  • 売上高、各利益共:○
  • 自己資本比率:○
  • ROE:△
  • ミックス係数:△
  • 営業キャッシュフロー:○
  • フリーキャッシュフロー:○
  • 実質利回り:△

サトーホールディングス<6287>の主力サービスである自動認識関連分野は、例えば、インターネット通販の拡大を追い風に物流業界では人手不足を補う為に、今後も市場の拡大が見込まれます​

加えて、個人的に期待を寄せるのが同社のIDP事業。うまく商用化につながれば、プリンティング分野では非常に面白いサービスとなると見ています。

しかしながら、一点気をつけたいのが配当性向の水準です。足元の実績配当性向を確認してみると62.2%まで上昇しています。今期の経常利益を-3%に下方修正したことからも、減配の可能性も捨てきれなくなっています。

サトーホールディングス<6287>のチャート(月足)を見ると、2011年11月の安値と2016年6月の安値、2019年8月の安値を結んだラインが下値支持線として機能しています。一方、2018年9月の高値と2018年10月の高値、2019年12月の高値を結んだラインが上値抵抗線となっています。

私個人の投資判断が買いに転じる条件としては、下方修正を続けている業績の好転とチャートで下値支持線で反発するかどうかの2点です。

買いに回るタイミングは、下値支持線で反発したことを確認してから仕込み、上値抵抗線のブレイクを狙っていくのをメインのシナリオとして狙っていきたいと思います。

サトーホールディングスの月足チャート

お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。

薬味多めで

ノルウェー銀行が11月に保有割合を減らしていることも気になります...。

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