分電盤をいじる男性

いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。

本日は、日東工業<6651>が長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

日東工業は、電設資材のキャビネットや配電盤などを製造販売する会社です。

日東工業<6651>の基本情報

日東工業のホームページ

まずは、日東工業<6651>の基本情報を整理していきましょう。

日東工業<6651>の会社情報とチャート

※2019年2月13日調べ

項目 内容
会社名 日東工業
証券コード 6651
業種分類 電気機器
WEB https://www.nito.co.jp/
本社住所 〒480-1189 愛知県長久手市蟹原2201
設立年月日 1948年11月24日
上場年月日 1981年1月13日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 佐々木拓郎
従業員数(単独) 1,908人
従業員数(連結) 3,813人

チャート画像

日東工業<6651>が展開する事業

日東工業の製品群

日東工業<6651>の企業群の事業セグメントは、4つの事業セグメントに分けられます。

配電盤関連製造事業セグメント

配電盤や分電盤などの制御盤の製造と販売を行っています。国内でも大手の部類と行っても良い規模を誇ります。

情報通信関連流通事業セグメントセグメント

ネットワーク機器やセキュリティー関連製品、ネットワークカメラなどの仕入れや販売を行っています。

工事サービス事業セグメント

電気設備やネットワークシステムの設置や保守を行っている事業セグメントとなります。

電子部品関連事業セグメント

電磁波環境コンポーネントや、精密エンジニアリングコンポーネント等の製造販売を行っています。

日東工業<6651>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:△
  • 株主還元スタイルを取っていること:○

日東工業<6651>は、高圧受電設備、分電盤、金属製キャビネットや電気自動車(EV・PHEV)用充電器シリーズなどを製造販売しています。

日東工業<6651>の株主還元策を調べたところ、ホームページでは利益還元を経営の最重要政策の一つとして位置づけており、連結配当性向30%を目標に安定配当を維持することを基本方針にすると明記されています。

こうした事から、日東工業<6651>は、1番と3番を○、2番を△としました。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年3月期 109,837 13,851 14,146 7,390
2016年3月期 108,463 11,264 10,937 7,402
2017年3月期 106,627 6,598 6,402 4,506
2018年3月期 108,080 5,751 5,625 2,883
2019年3月期 116,984 6,472 6,405 4,046

単位:百万円

ここ近年の売上高は安定しています。

2016年3月期から沈んでいた利益水準も回復してきており、今期は2016年3月期水準まで回復してくる予定です。

日東工業の売上高推移

自己資本とROE

自己資本 85,046
自己資本比率 59.9%
ROE 4.81

単位:百万円

※2019年3月期の実績

自己資本率は59.9%と、非常に高い水準ですね。

しかしながら、ROEは4.81と低い水準にあると言わざるを得ない数字です。

PERとPBR、ミックス係数

PER(会社予想) 12.96
PBR(実績) 1.03倍
ミックス係数 13.35

※2020年2月13日終値段階の数値で計算しています。

日東工業<6651>のミックス係数は、13.35と基準値の11.25と比較するとやや割高な水準となっています。

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年3月 13,939 -6,279 7,660
2016年3月 8,242 -2,874 5,368
2017年3月 9,787 -4,336 5,451
2018年3月 6,616 -1,882 4,734
2019年3月 8,046 -13,308 -5,262

単位:百万円

過去5年間のフリーキャッシュフローを確認すると、昨年度までは黒字で推移しています。

昨年度フリーキャッシュフローが赤字に陥った原因ですが、第4Qに子会社化した北川工業の株式取得関連費用によるものが大きくなっています。将来の増収増益要因へ向けての投資という意味では、今期以降の明確なる貢献が期待されます。

実質利回り配当とEPS、株主優待

配当とEPSの経過を見てみましょう。

事業年度 株主配当 EPS
2015年3月 56.00円 182.7円
2016年2月 57.00円 183.0円
2017年2月 50.00円 111.4円
2018年2月 40.00円 71.3円
2019年2月 40.00円 100.0円

現時点での配当利回りは2.33%となっています。

日東工業<6651>は株主優待制度を用意していませんので、省略します。

※2020年2月13日終値段階の数値で計算しています。

日東工業<6651>は買いか?売りか?様子見か?

ここまで日東工業<6651>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。

日東工業<6651>の「様子見」と判断する理由
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:△
  • 株主還元スタイルを取っていること:○
  • 売上高、各利益共:○
  • 自己資本比率:○
  • ROE:△
  • ミックス係数:△
  • 営業キャッシュフロー:○
  • フリーキャッシュフロー:○
  • 実質利回り:△

日東工業<6651>が2017年に発表した中期経営計画では、2020年度3月期の連結売上高目標を1,250億円としていました。今期の売上予想は1,350億円と目標達成を予想しており、2月10日に発表した3Qの決算発表では進捗率が87.3%という非常に素晴らしい数値となっています。

配電盤関連を中心に民間非住居用工事の工事受注手持ち残高が過去最高に積み上がっており、当面の間は高い売上水準が期待できると読んでいます。

日東工業<6651>のチャート(月足)を見ると、2016年6月の安値と2018年12月の安値、結んだラインが下値支持線として考えることができそうです。一方、2015年5月の高値と2015年7月の高値を結んだラインが上値抵抗線として機能ししています。

現在の日東工業<6651>は、この2つのラインの間で長期の持ち合いを形成しているような状態​とな、今後3年以内に上下どちらかにブレイクしてくる可能性を第1のシナリオとして考えています。

個人的には下値支持線の水準まで引きつけて買い、上方向へのブレイクを期待しています。つまり、その水準までは様子見したいと考えています。

日東工業の月足チャート

お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。

薬味多めで

自宅の配電盤はパナソニック製でした(泣)



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