食品トレー

いつもお世話になっております。薬味多めで(@yakumioomede)です。

本日は、高速<7504>が長期的に保有できる銘柄なのか、徹底的に調べていきたいと思います。

薬味多めで

高速は、食品軽包装資材の専門商社です。

高速<7504>の基本情報

高速のホームページ

まずは、高速<7504>の基本情報を整理していきましょう。

高速<7504>の会社情報とチャート

※2019年2月7日調べ

項目 内容
会社名 高速
証券コード 7504
業種分類 卸売業
WEB http://www.kohsoku.com/
本社住所 〒983-8555 仙台市宮城野区扇町7-4-20
設立年月日 1966年2月12日
上場年月日 1996年8月2日
決算 3月末日
単元 100株
代表者名 赫裕規
従業員数(単独) 544人
従業員数(連結) 996人

チャート画像

高速<7504>が展開する事業

高速の商品群

高速<7504>の企業群の事業セグメントは、単一事業セグメントとなります。

食品容器やフィルム、紙製品などの物流資材、ラベリングマシーンなどの食に関する様々な包装材、またその包装材を使って商品をラッピングするための機材を提案しながら、食の流通において商品企画段階から豊富なノウハウを提供している企業です。

高速<7504>の分析

基本の3チェック項目

私が個別株に投資する際に、はじめに下記の3つのポイントに適合しているかどうかをチェックします。

3つのポイント
  • 主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
  • 業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
  • 株主還元スタイルを取っていること:△

高速<7504>の主力商品は、この世から食品流通が無くならない限り、しっかりとした実需が存在する事業体となります。

高速<7504>の株主還元策を調べたのですが、ホームページや決算資料などへの具体的な数値の記載は全くありませんでした。確認できた2013年以降は増配傾向にあります。足元の実績配当性向は23.9%とまだ増配余裕はあります。

こうした事から、高速<7504>は、1番~2番を○、3番を△としました。

売上高と各利益

事業年度 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2015年3月期 71,782 2,638 2,804 1,764
2016年3月期 76,802 3,055 3,237 2,107
2017年3月期 78,650 2,785 2,905 2,003
2018年3月期 82,339 2,920 3,081 2,072
2019年3月期 86,519 3,116 3,304 2,344

単位:百万円

売上高は毎年着実に増加していっています。

今期(2020年3月期)は売上高こそ伸びるものの、当期純利益は減益を見込んでいるようです。

高速の売上高推移

1月31日発表の第3Q決算発表では、対会社予想進捗率が79.0%という実績でした。

自己資本とROE

自己資本 27,064
自己資本比率 56.3%
ROE 8.95%

単位:百万円

※2019年3月期の実績

自己資本率は56.3%と、安心できる水準です。

ROEに関しては、8.95%とやや低い水準ですね。

PERとPBR、ミックス係数

PER(会社予想) 10.59倍
PBR(実績) 0.84倍
ミックス係数 8.90

※2020年2月7日終値段階の数値で計算しています。

高速<7504>のミックス係数は、8.90と基準値の11.25と比較すると割安な水準となっています。

キャッシュフロー

事業年度 営業キャッシュフロー 投資キャッシュフロー フリーキャッシュフロー
2015年3月 2,236 -638 1,598
2016年3月 3,246 -1,374 1,872
2017年3月 946 -345 601
2018年3月 3,011 -638 2,373
2019年3月 2,300 -934 1,366

単位:百万円

過去5年間のフリーキャッシュフローを確認すると、どの年度もフリーキャッシュフローはプラスになっていますね。

それ以前を振り返っても、2010年3月期からはずっとプラス水準です。

実質利回り配当とEPS、株主優待

配当とEPSの経過を見てみましょう。

事業年度 株主配当 EPS
2015年3月 22.50円 91.3円
2016年3月 26 .00円 109.1円
2017年3月 27.00円 103.7円
2018年3月 28.00円 107.3円
2019年3月 29.00円 121.4円

現時点での配当利回りは2.43%となっています。

高速<7504>の株主優待制度はありません。

高速<7504>は買いか?売りか?様子見か?

ここまで高速<7504>の分析を行ってきましたが、個人的には様子見したい銘柄だと考えています。

高速<7504>の「様子見」と判断する理由
  • 基本の3チェック項目
    主力製品、サービスに意義があり、実需が存在する実業である事、つまりは、主観的に好感が持てる商売をしていること:○
    業界が右肩上がりであること、または、高いレベルで安定している事。つまりは、売り上げと利益増が今後も見込めること:○
    株主還元スタイルを取っていること:△
  • 売上高、各利益共:○
  • 自己資本比率:○
  • ROE:△
  • ミックス係数:○
  • 営業キャッシュフロー:○
  • フリーキャッシュフロー:○
  • 実質利回り:△

上部でも述べましたが、高速の取り扱う食品流通におけるパッケージ素材は、食材の流通や小売業帯が無くならない限り、素材の形は変えどもなくなることはないでしょう。食品包装材の専門商社として国内に事業所ネットワークを張り巡らせる同社は、これからもメーカー、小売業から高い支持を受けると見ています。

しかしながら、いかんせん薄利な商売という特性上、より高い付加価値を持った商品を増やしていきながら、利益幅を確保していく必要があります。その指標として注目していきたいのが、やはりROEでしょうね。

高速<7504>のチャート(月足)を見ると、2002年の1月の安値から一貫して上昇。当時の株価が300円前半だったことを考えると、株価はすでに4倍超まで上昇してきています。

2011年からは更に上昇の角度を切り上げ、きれいに上昇チャネルの範囲で上昇を続けています。今後狙うとしたら、業績不安以外の要因で株価が大きく下げたタイミングで狙いたいと思います。

高速の月足チャート

お忙しい中恐れ入りますが、何卒ご確認宜しくお願い致します。

薬味多めで

当時から保有している長期投資家の利回りは、非常に大きなものになっているんでしょうね!

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