キャッシュフロー

おはようございます。薬味多めで(@yakumioomede)です。

投資の初心者の人や、ファンダメンタルズ分析に不慣れな人からすると、英語3文字の用語(PER、PBR、ROE,EPS...など)っていまいちピンときませんよね...。

かくいう私自信もこれまでは短期のトレードを主体とする投資戦略を取っていた為、過去10年はチャートしか見ないテクニカル分析ばかりの人間でした。

もちろん、「あれ?EPSってなんだっけ...」なんてこともしょっちゅうありました(笑)

そんな弱小個人投資家の薬味多めで(@yakumioomede)ですが、昨年の年末にかけて大きく投資戦略を変更。

短期のトレーダーから中·長期間じっくりと保有をしていく投資家へとスタンスを変えていく中で、キャッシュフローの重要性に関してまとめました。

薬味多めで

英語3文字の用語(PER、PBR、ROE,EPS...など)は、だいぶ覚えてきました(笑)

キャッシュフローとは?

貯金通帳を監視する女性

キャッシュフローとは、その名の通りCash(お金)のFlow(流れ)の事を指します。

財務3表のキャッシュフロー計算書(C/S)では、ある一定期間内にどのような形でお金が入ってきて、どの様な形でお金が出ていったのかが記載されています。

このキャッシュフロー計算書を細かく分類すると、営業キャッシュフロー投資キャッシュフロー財務キャッシュフローと3種類のキャッシュフローに分類されています。

営業キャッシュフローとは?

営業キャッシュフローとは、その会社の製品やサービスを売るなど、日々の本業の営業活動の中で出入りしたお金を記録した計算書​となります

営業キャッシュフローがプラスになっているのは必須の条件で、営業キャッシュフローの金額が大きければ大きい程、その会社の本業が儲かっていることの表れとなります。逆に、営業キャッシュフローがマイナスの会社は、借り入れの返済や新規の設備投資などの費用も借り入れに頼らざるを得ず、業績が悪化する原因となります。

投資キャッシュフローとは?

投資キャッシュフローとは、その会社の投資活動によって生まれたお金を記録した計算書となります​

固定資産の取得や売却でのキャッシュの増減を表しており、営業活動に必要な社屋や工場などの土地·建物、車両や機械·設備装置など、耐久性がある物品に関するキャッシュフローとなります。通常、固定資産の取得を行うと投資キャッシュフローはマイナスとなり、固定資産の売却を行う(固定資産が減る)ことで投資キャッシュフローはプラスとなります。

業種にもよりますが、将来的な営業キャッシュフローの積み上げには設備投資が必要になってきますので、適切な範囲で投資キャッシュフローはマイナスとなります。

財務キャッシュフローとは?

財務キャッシュフローとは、営業活動や投資活動に必要な資金の調達や返済を記録した計算書となります

資金調達(借り入れや社債の発行)の方法や、反対にどの程度の返済や配当を行ったのかを知ることが出来ます。

財務キャッシュフローを見る場合には、借入金の増減に注意して見る必要があります。一般的には、特段の理由がない限りは借入金が順調に減少しているかどうかをチェックしましょう。

4番目のキャッシュフロー·フリーキャッシュフロー

貯金箱

財務3表には上記で上げた営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフローの3つしか存在しませんが、投資を行う際には4番目の隠れキャッシュフローとも言えるフリーキャッシュフローもしっかりと確認する必要があります。

フリーキャッシュフローとは、営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いたキャッシュフローの事を指します。

フリーキャッシュフローを求める計算式
営業キャッシュフロー - 投資キャッシュフロー = フリーキャッシュフロー

営業キャッシュフローは本業で得た現金(通常はプラス)から、いくら設備投資に使ったか(投資キャッシュフロー)を引いて残った現金となるので、ある意味、会社が自由に使えるお金という位置付けとなります。

このフリーキャッシュフローがプラスであれば、そのまま手元資金として積みましておくことも出来ますし、計画を早めて借入金の返済に当てることも出来ます。

安定してフリーキャッシュフローを生む企業でなければ、増配も望めない?

そして、株主の立場としてもう一つ重要なのが、このフリーキャッシュフローを安定して毎年生み出せる会社でなければ、自社株買いや配当などで株主に還元することも出来なくなるということです。

話を簡単にするためにここではざっくりと説明しますが、配当金の原資は利益余剰金(資本余剰金)となります。この利益余剰金自体は、安定したフリーキャッシュフローがなければ積み上がっていくことはありません。

つまり、毎年フリーキャッシュフローを安定して、かつ少しでも増やしながら生み出し利益余剰金を積み立てていけば、増配の可能性も見えてくるという寸法です。もちろん、自社株買いの資金に関しても同様です。

もちろん、株主還元策に関しては配当性向やその他の要因にも起因しますので、フリーキャッシュフローが高水準な位置で安定しているからと言って増配になるとは限りません。しかし、フリーキャッシュフローが潤沢でなければ増配の可能性は高くないと言うことはできるかも知れませんね。

フリーキャッシュフローのまとめ
  • 営業キャッシュフロー:本業での営業活動の中で出入りしたお金
  • 財務キャッシュフロー:投資活動によって生まれたお金
  • 投資キャッシュフロー営業活動や投資活動に必要な資金の調達や返済を記録
  • フリーキャッシュフロー:営業キャッシュフロー - 財務キャッシュフロー
  • フリーキャッシュフローが多ければ多いほど株主還元にもつながる

薬味多めで

フリーキャッシュフローがマイナスの状態が続くと、倒産の危機にある企業と言えますね。



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