配当金を網で集める人形

おはようございます。薬味多めで(@yakumioomede)です。

私が中·長期的に投資していく際に重要視しているポイントの一つに、インカムゲインがあります。配当政策、つまりは連続増配期間や株主への配当金と配当性向​ですね。

しかし、こうした高配当株での資産運用を行う際には、必ず高配当株の特徴を抑えておく必要があります。

薬味多めで

高配当株の特徴??

高配当銘柄の特徴を整理

生まれたばかりの四葉

企業の成長フェーズを考える

ここで一つ考えてみたいことがあります。高配当な銘柄とは、どの様な企業でしょうか?

ずばりシンプルにお伝えすると高配当銘柄は、今後の大幅な成長期待が小さい企業と言えます。

通常、企業は本業で稼いだ利益を、人材であったり設備であったり次の成長の為へと投資します。ここで得られた利益は、翌期にさらに大きな利益を積み上げていけるように、更に追加投資していきます。こうして企業は前期よりも今期、今期よりも来季と計画的に成長(規模の拡大)していけるように自己投資を行っていきます。この利益を適切なタイミングで適切な場所へ再投資するのが経営者にとっていちばん重要な仕事となるのです。

こうして成長していく過程で、企業には様々なフェーズが存在します。例えば、創業期、成長期、成熟期、衰退期と4つに分けると、

  • 創業期:新商品の開発·製造や市場獲得のための広告などで資金の流出が起きる
  • 成長期:収益性は高まってくるものの企業の成長速度が早く資金が不足する可能性が高い
  • 成熟期:成長は落ち着き新たな設備投資にかける費用以上の資金が流入してくる
  • 衰退期:売上高も利益も減少するが、運営経費を超える資金の流入はある

となります。

特に、創業期から成長期にかけては企業のさらなる成長のために、期間内で生んだ利益のすべてを注ぎの成長のために投資した上で、場合によってはさらなる資金調達による追加投資が求められます。

逆に、成熟期を迎えた企業というのは、(業界にもよりますが)大幅な設備投資等の必要性はなくなり、ここで一気にフリーキャッシュフローは大きくなります。加えて、衰退期には売上高や利益高は減少していきますが、フリーキャッシュフローはプラスの状態を維持します。

こうした場合、このフリーキャッシュフローをどう使うのかは経営者に委ねられます。投資効率は落ちるかも知れませんが今の事業に投資を続ける方法もありますし、M&Aで成長期の企業(事業)を買収することも出来ます。加えて、株主に配当として還元していく方法もあります。

高配当株とは成熟期から衰退期の企業である

ここまでの説明ですでにおわかりかも知れませんが、(一部例外はありますが)高配当株と言われる銘柄の多くは、成熟期から衰退期の企業なのです​。こうしたことから、高配当銘柄は、今後の大幅な成長性が小さい企業と言っても過言ではないかと思います。

もちろん、上記は分かりやすく説明するために一つの業態のみで営業活動を行う企業という前提で解説していますので、一つの企業の中に成熟期を迎える事業セグメントと、成長期に差し掛かった新規事業セグメントなどが混在する場合には、一概には当てはまりません。

投資した高配当株は成長期なのか?それとも衰退期なのかを考えよう

人の一生

高配当株のほとんどが、株主に還元した方が投資効率が良い成長しきった企業であるということは先程の説明でもおわかり頂けたと思います。

配当利回りの高い銘柄をセクターを分けて分散投資をしていても、実は、企業の成長フェーズという観点からは成長しきった企業だけに集中投資してしまっている可能性もあります。

もちろん、成長期にいる企業がどれくらいの期間で衰退期入りするのかなんて予想することは出来ません。また、衰退期に入ったからと言って、すぐにあたふたする必要もないかもしれません。ただし、衰退期に入った企業の収益はじわじわと落ちていき、いずれ株価の下落や減配につながってくるでしょう。

そう考えると、早めに手を打っていくためにも、「自分が投資した高配当株が成長期の企業なのか?それとも衰退期の企業なのか?」という観点からも、日々の情報収集をしていく必要があるかもしれませんね。

薬味多めで

感覚的には、インカム銘柄:キャピタル銘柄 =8:2 くらいですかね?



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